キンダーまなびきっず
11月号のポイント
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カタカナ
ねらい
ひらがなのおさらいをしながら、外来語であるカタカナに少しずつ親しみましょう。
つかいかたのヒント
「この中にカタカナが混ざっているよ。どれがカタカナかわかるかな?」と問いかけてみましょう。文字を書きながら、「ひらがなは丸い感じがするね。カタカナはとがっている感じがするね」などと、形の特徴を捉えたり、ひらがなの「う」とカタカナの「ウ」の文字は似ているというようなことに気づいたりすると、さらに興味が広がります。
小学校へのつながり
ひらがなとカタカナは漢字をもとに、ひらがなは全体を、カタカナは部分を簡略化したものです。まずは読み書きできることを目標にするのではなく、同じ「あ」の音でもひらがなの「あ」とカタカナの「ア」の2種類があることに気づくことから始めましょう。
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点つなぎ
ねらい
数字を順番にたどりながら点をつなぎ、1~40までの数字の順序を学びます。
つかい方のヒント
「すてきな町だけど、まだ道路がないよ。順番に点をつないで道路を作ってみよう」と誘います。始めは指で1~40までの数をなぞってみてもよいでしょう。次の数字がなかなか見つからないときは、「道に迷っちゃったかな。次の目印はどこかな?」と探検気分を味わいながら、数字を探しましょう。
小学校へのつながり
小学校1年生では、1位数(1桁)だけでなく、2位数(2桁)と簡単な3位数(3桁)を理解することが求められます。幼児期には、点つなぎの活動を楽しみながら「10、11、12……」と数を正しくかぞえて、2位数の数の順序に親しめるようにしましょう。
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時間経過
ねらい
3枚の絵を物事の経過に合わせて順序を並べ替え、物事を順序立てて考える力を養います。
つかい方のヒント
「最初の絵はどれかな?」と問いかけ、「次はどれかな?」「最後はどれかな?」と順番に質問していきます。順番がわかったら、お話を作ってみても楽しいでしょう。「ナッキーがバナナを見つけました。皮をむいてジュースにしました。おいしくて、ごくごく飲みました」などと、最初はおとながお話を作って聞かせます。次第に、子ども自身が楽しくお話を語るようになるでしょう。
小学校へのつながり
小学校では、授業でも生活のなかでも、自分の思いや考えを順序立ててわかりやすく説明する力が求められます。幼児期から「まず」「次に」「それから」「最後に」など、順序を表す言葉をつかいながら、時間の流れに沿って説明することに慣れていくとよいでしょう。
2024年度 キンダーまなびきっず 各月のポイント
小学校への学習の基礎となる
「言葉や数量の基礎力」「工夫するために考える思考力」が
年間12冊をとおして育つ、就学準備ブックです。
※本ページでご紹介しております月刊保育絵本は、書店では販売しておりません。
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