キンダーまなびきっず
2月号のポイント
-
隠れている文字・言葉
ねらい
縦や横に並んでいる文字の中から「動物」や「果物」の言葉を探すことにより言葉の理解や上位概念の学びにつながります。
つかい方のヒント
「ひらがながたくさんあるよ。この文字の中に、動物と果物が、かくれんぼしているんだって。見つけられるかな」と誘うと、楽しみながら取り組めるでしょう。なかなか探せないときには、「絵の中にもヒントがあるかもしれないよ」とイラストを見ながら探すとよいでしょう。見つけることができたら、「みーつけた」と言いながら鉛筆で丸く囲むと、達成感を味わえます。
小学校へのつながり
言葉は上位概念(サルに対する「動物」、動物に対する「生物」など)によって分類できます。概念を階層化する力は、各教科の学習で用いられる多様な語彙を理解し分類する力につながります。
-
分解(引き算)
ねらい
2つの数の違いを確認しながら、引き算の概念に親しみます。
つかい方のヒント
「わあ、チョコレートが増えているね。どのチョコレートが一番多いかな」と、まずはそれぞれのチョコレートの数に注目するような言葉をかけるとよいでしょう。「お花チョコとハートチョコは、どちらが多いかな」と問いかけ、次に「いくつ多いかな」と考えていくとよいでしょう。わかりにくい場合は、「ひとつ食べました」「2つ食べました」と言いながら、両方のチョコをひとつずつ鉛筆でマークして確認すると、理解しやすいでしょう。
小学校へのつながり
ものの数と数字の対応関係をまずは理解できるようにしましょう。少ない方の数の分だけ多い方に囲みなどの印をつけ、残った数が2つの数の「違い」であることに気づけるとよいでしょう。
-
発見
ねらい
身近な自然現象や他者の視点を意識しながら、不合理な点を発見し、探究心を育みます。
つかい方のヒント
実体験をもとに考えると、取り組みの楽しさが増えるでしょう。「影を作ってみよう」と誘い、影踏み遊びをする中で影の見え方を確認したり、またボールと鉛筆立てを置いて「どう見えるかな?」と見る位置による見え方の違いを確認したりすると、より理解しやすくなります。
小学校へのつながり
身近な自然現象や、自分とは異なる他者の視点を理解する力は、理科の学習のみならず、国語の読みの力、他者と円滑にコミュニケーションする力にもつながります。
2023年度 キンダーまなびきっず 各月のポイント
小学高への学習の基礎となる
「言葉や数量の基礎力」「工夫するために考える思考力」が
年間12冊をとおして育つ、就学準備ブックです。
※本ページでご紹介しております月刊保育絵本は、書店では販売しておりません。
PDFファイルや動画ファイルなどを使用しています。それらをご利用頂く場合、閲覧ソフトが必要です。ご利用環境に適した最新版の閲覧ソフトをご利用ください。
[動画ファイルのサポート環境]
対応OS:【PC】Windows8.1、Windoes10、【スマホ(iOS)】iOS11 以降、【スマホ(Android)】Android4.2 以降
ブラウザ:【PC】Google Chrome(最新)、Internet Explorer11 Microsoft Edge、【スマホ(iOS)】Safari、【スマホ(Android)】Google Chrome(最新)
※Android 専用ブラウザはサポート対象外です。
ネットワーク環境:ストリーミングを安定して送受信可能なネットワークを推奨します。
※本ページで掲載されている月刊絵本は書店では取り扱っておらず、幼稚園・保育園・こども園などの施設を通して販売させていただいております。
※個人のお客様でご購読ご希望の方は、上記「お買い求め方法」の「個人のお客様」へお進みください。